アイスに種類があるけど健康志向ならラクトアイスを避けるべきなのは本当??

ラクトアイスはなぜ危険と言われるのか

アイスは、一年中楽しめデザートですよね。

コンビニやスーパーなどで手軽に手に入るので、ついつい手を伸ばしてしまう事ってよくありませんか?スーパーだと、「〇曜日に3割引き!!」みたいになってたりしますしね 😆

コンビニでは特に、季節物の新商品や期間限定品、コラボ商品などがでるので楽しみにされている方も多いのでは 😀

でも、そのアイスの種類によっては健康を損なうとよく言われますけど、それって本当なんでしょうか?

アイスの種類は3種類

乳脂肪分

アイスには種類が分かれていて、その種類によってずいぶんと意味が変わってきます。

分類されているのは、全部で3種類
しかも、この種類分けはランクで分けられているようになっているんです!!

何でどう分かれているかと言うと、「乳固形分」と「乳脂肪分」の含まれている量によって分かられているんです。

その「乳固形分」と「乳脂肪分」は、そもそも何者なの??
って思いますよね。

乳固形分とは

乳固形分は、牛乳から水分を分けた状態をいいます。
逆に言うと、牛乳の水分がない状態になります。

牛乳は8割以上が水分なので、そこから水分を取り分けると固形分が残るというわけです。
搾りたての牛乳をビンなどに入れてひたすら振ってバターを作ったり、その過程を見たりしたことがないでしょうか。いわばそのバターの原型の状態のように分けた固形分が、乳固形分になります。

乳脂肪分とは

乳脂肪分は、乳固形分から無脂乳固形分(タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、カルシウムなど)をさらに分けたものです。

単純に、純粋な脂肪分だけ残した牛乳からの固形分ということです。

つまり、この「乳脂肪分」と「乳固形分」が多いと、より本来の牛乳の味に近くなるのでマイルドでクリーミィな味わいを楽しめるわけです 😎

では、そのアイスのランク分けを実際にしてみましょう。

アイスクリーム

まずは、トップの「アイスクリーム」!!

乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上の条件をクリアしたものだけが、「アイスクリーム」の称号を得るのです。

なので、アイスクリームと書かれている商品が最も舌触りがマイルドで、味わいがクリーミィなアイスを楽しめるわけです。
そのため、もちろん値段も高くなっています。

「アイスクリーム」のランク代表と言えばほかでもない、「ハーゲンダッツ」となっています。
個人的には、低価格で「アイスクリーム」を楽しむ時は、グリコの「牧場しぼり」を食べています。特売日で買えば、ハーゲンダッツの半額以下で楽しめますから。

アイスミルク

アイスクリームに続く2番手は、「アイスミルク」です!!

乳固形分10.0%以上、うち乳脂肪分3.0%以上のクリアしたアイスのランクになります。

アイスクリームほどではないですが、乳固形分と乳脂肪分は含まれているのでクリーミィさが楽しめます。

代表的なアイスミルクの選手は、昔から愛される「雪見だいふく」です。
「雪見だいふくご当地レシピ」がロッテの公式サイトで出ているほど、楽しみが豊富なアイスです。

ご当地レシピ|雪見だいふく|アイス|お口の恋人 ロッテ
雪見だいふくの47都道府県レシピが完成!全国各地のご当地食材・特産品を使ってアレンジしたレシピや、その地域の名物をイメージした雪見レシピを開発しました。

ラクトアイス

そして、3番手は「ラクトアイス」。
ちなみに、ラクトとは「乳」を意味するラテン語に由来する語から付けられたみたいです。

乳固形分3.0%以上をクリアするれば「ラクトアイス」のランクとなります。

あれ??
乳脂肪分は入ってないの??

と気づかれたんじゃないですか。
そうなんです。ラクトアイスは、乳脂肪分は入ってなくてもいいんです。

なので、よくよく考えるとほどんど乳成分が入っていないんですよね…
つまり、ラクトアイスは他のもので乳脂肪分ぽっくしていることになります。

ここが、ラクトアイスは身体に悪いと言われている原因なのです!!

ラクトアイスは本当に健康を損なうのか

では、ラクトアイスは本当に体に悪いのでしょうか??

何がどう悪いと言われる原因なんでしょうか。

乳脂肪分ではなく植物性脂肪分

ラクトアイスは、原材料表記のところに乳脂肪分ではなくて、植物性脂肪分と書かれています。

でも、植物性脂肪分とは何者なのんでしょうか??
これがもしやくせ者!?

植物性脂肪分とは

一般的によく使われるのが、コーン油、綿実油、大豆油、ヤシ油、パーム油などの植物から取れる油のことです。

ラクトアイスでは主に、ヤシ油やパーム油が使われるようです。
ヤシ油やパーム油が使われるのは、乳脂肪分の大半を占めている飽和脂肪酸を多く含んでいるので、より乳脂肪分に近い存在だからだと思います。
飽和脂肪酸は融合点が高いため、常温でも半固体になるためアイスのあのクリーミィさを演出してくれるのです。

もっとも気になるのが、「トランス脂肪酸」の存在です。
しかし、農林水産省の調査ではラクトアイスに使われる植物性脂肪分にはトランス脂肪酸は含まれていません。

もっとも勘違いされているのですが、天然のものであれ、人口のものであれ、トランス脂肪酸は含まれていないのです。

つまり、植物性脂肪分は紛れもなく植物から取られたものなので、人工的なトランス脂肪酸の油でもなければ、石油からできているわけでもないので明らかに身体に害のあるものではないです。

ただし、植物性の脂肪分は動物性の脂肪分よりも燃焼しにくい性質もあるので、ダイエットしにくいのは植物性脂肪分なので、そういった意味では注意が必要になりますね。

添加されているもの

植物性脂肪分はまだそこまで気にしないでもいいとしても、その植物性の油を白くすることには危険性があります。

植物性の油は、乳脂肪分に似せるために「乳化剤入れることで白くして使用されます。そのためラクトアイスの原材料表記に、しっかりと乳化剤と書かれている場合もあります。

この乳化剤は明らかに添加物になるので、天然の乳脂肪分をそのまま使うよりも明らかに健康を損なう存在になります。

「アイスクリーム」と「ラクトアイス」では、ここが気になるポイントですね…

詳しい量までは分からないのではっきりした事は言えないですけど、健康に気を付けてアイスを楽しみたい場合は、「アイスクリーム」のランクを選んだ方が絶対にいいです。

糖分は甘味料

甘くするためにはどうしても、糖分が必要ですよね。

アイスクリームのランクとの違いは、ラクトアイスは異性化液糖を使っていることです。甘味料やぶどう糖や果糖ぶどう糖液糖と表記されいている場合は、この異性化液糖が入っています。

これは、サトウキビやてんさいから糖分精製した本物の砂糖ではないです。
簡単に言うと、「でんぷん」を人工的に分解し変換させた糖分になります。

コストが安く済みものですが、その分砂糖よりも質は劣る糖分とも言えます。

トータル的に見て

全体的に考えると、「アイスクリーム」と「ラクトアイス」では、値段相応で材料が使われています。

コストを落とす必要があるので当たり前ですよね 😆
コストダウンで使われているのが、人工的なものになるので健康志向で考えるなら「アイスクリーム」のランクよりは確実に「ラクトアイス」の方が劣るのは間違いありません。

「ラクトアイス」は、

・脂肪分がトランス脂肪酸ではないが「植物性」のものとなっている
・「乳化剤」という人工物を使っている
・糖分の質を落としていることなど

の点が、身体に悪いから避けるべき主な理由とされているわけです。

とはいっても、「アイスクリーム」ならなんの問題もないかというと、吸収されやすい天然の脂肪分ではあっても普通の食品で考えたら脂肪分の高い部類に入るものなので、食べ過ぎれば太るもとですからデメリットがあるのは同じです。

なので、トータル的に言えることは一つ!!

アイスはどれも食べ過ぎに注意が必要!!に収まるわけですね 😆

コレステロールが気になる卵!1日に何個まで食べることができるか
卵は一年中手に入る食材ですが、コレステロールが高い食材というイメージが強いですよね。卵に対する間違った見方や迷信で損をしていることもあるので、「たかが卵されど卵」だということに注目します。卵は身体に悪い食べ物か卵はコレストロールが高いので、...
塩の質は健康の質?良い塩を選んでますか!?
人間にとって不可欠な水分。しかし、ただ水分を補給していればそれでいいわけではありません。全ての生き物に必要不可欠なもの。それが、ミネラルです!!塩がないと生きていけない私たちの生活の中で、塩は切っても切れない存在ではないでしょうか?色々な料...
フジツボは食べると美味しい!!見た目からは想像もできない味
堤防やテトラポットや磯遊びなど、海に行けばどこかしらにくっついているあの「フジツボ」。カメやクジラにくっ付いているイメージがあるかもしれないですね。大きいのから小さいのまでじっくり見ると色々といますけど、あれって食べれるって知っていました?...
以外と勘違いされているマンゴーでダイエット
マンゴーといえば、温暖な地域の高価でもの凄く美味しい果物の代表格ですよね。しかし美味しいだけではなくて『マンゴーダイエット』という言葉も耳にしますけど、甘くて美味しいマンゴーを食べて痩せられるなら最高ですけど、「それって本当??」って思いま...

コメント